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2008年10月 6日 (月)

偏見

【ゲーム「閉鎖病棟」に抗議文―日精協】

廃墟となった病院で、主人公(プレーヤー)が武器を使ってモンスターを倒すゲーム「DEMENTIUM~閉鎖病棟~」が、精神科医療に対する差別や偏見を助長する恐れがあるとして、日本精神科病院協会(会長=鮫島健)はこのほど、ゲームソフトを販売する「インターチャネル」(東京都世田谷区、竹内茂樹社長)に対し、販売中止などを求める抗議文を送った。

https://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=18411

「閉鎖病棟」はニンテンドーDS用のゲームソフト。「世界が驚愕したホラーゲームが日本上陸」というキャッチコピーで売り出され、グロテスクな表現と共に、「統合失調症」「抗精神薬」などの病名や薬剤名が使用されているということである。私はプレイしたことがないが、サイレントヒルのようなイメージだろうか???

精神疾患の治療環境として法律上で認められている「閉鎖病棟」という場所が、このようなゲームの舞台となることで、「社会復帰に向けて懸命に治療に取り組んでいる患者、医療関係者を冒とくし、ひいては精神障害者の方々や、精神科医療に対する差別や偏見を助長する恐れがある」ということだが、日本精神科病院協会の過敏反応であるようにしか思えない。

確かに、精神科=怖い場所、精神疾患患者=怖い人という単純なイメージが未だ根強いということは常日頃感じている。その恐怖心や不安感がホラーゲームによって著しく深化することを危惧しているのかもしれないが、偏見はゲームの発売以前からずっと存在している。その偏見に泣かされ続けている人間のひとりとしては、ゲームの販売差し止め以前に、なぜもっと早くから偏見を取り除く積極的かつ効果的活動をしていないのかという疑問の方が強い。(続く)

DEMENTIUM 閉鎖病棟 Video Games DEMENTIUM 閉鎖病棟

販売元:インターチャネル・ホロン
発売日:2008/06/26
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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